ぶどう栽培画像カレンダー

季節ごとのぶどう栽培の様子を画像で詳しく日記にしました。
これを見て下さって、ぶどう栽培のことを知っていただきたいと思います

12月 〜 3月 4月 〜 7月 8月 〜 11月

4月
まだまだぶどうの温度管理に注意が必要で、ぶどうの開花期は環境状況にもっとも敏感なので、まめな換気が大切です。
果粒肥大第T期は「水膨れ」と呼ばれ、どんどんぶどうの粒が膨らんでいき、果粒肥大第U期で一時のあいだ肥大が停滞し果粒がやわらかくなります
農作業では「摘心」「2回目ジベレリ処理」「巻きひげ切り」「ぶどうの房の整形と摘粒」などの作業で忙しいです。


開花結実期から果粒肥大第T・U期のぶどうの房の成長
ぶどうの房 ぶどうの房 ぶどうの房
ぶどうの房 ぶどうの房 ぶどうの房


摘心
摘心前 摘心後
摘心前 摘心後
摘心とは、ぶどうの新梢の先端部を取り除くことをいいます。
これをしないと、養分が先端に集中してまだまだ伸び続け、かんじんのぶどうの房に養分が十分に供給されないので、花振るいや粒つきが悪くなってしまいます。
それらを防ぐために摘心を行います。


2回目ジベレリン処理
適期のぶどうの房 ジベレリン水溶液
2回目ジベレリン処理適期のぶどうの房 ジベレリン100ppm水溶液
2回目ジベレリン処理はだいたい満開の約10日後頃で、ぶどうの粒がまっち棒の頭ぐらいになった時にジベレリン100ppm水溶液にぶどうの房を浸透させます。
浸透させた後は棚線をはじいて、滴がたまった部分にサビがでないようにします。
この2回目ジベレリン処理で果粒を大きくすることができます。


巻きひげ切り
巻きひげ切り前 巻きひげ切り後
巻きひげを切る前 巻きひげを切った後
ぶどうの枝から伸びているのを「巻きひげ」と呼び、いわばぶどうの手のようなものです。
このぶどうの巻きひげを放っておくと、ぶどうの枝やぶどう棚のあちらこちらに巻きついて仕事の妨げにもなるし、病原菌の越中場所にもなるので、園芸ハサミで切ってしまいます。


ぶどうの房の整形と摘粒
房の整形前 房の整形後
房の整形前 房の整形後
(左の房の肩の部分と下を切った状態)
自然のままに育てたぶどう房だと、房の肩に出っぱった部分を作ったり、大きくなり過ぎて間延びしたような長すぎる房になったりするので、肩の出っぱりを切ったり、房の下を切り縮めたりして、商品として見栄えがよい房を作ります。
また摘粒(てきりゅう)といってぶどうの粒を間引く作業もします。
これをすると粒同士の押しくらまんじゅをなくし、粒を太らせ、粒ぞろいがよくなります。


5月
だんだんと気温も上がってくる時期で、外気温が高くなってくるとハウス栽培をしていたビニールを取り去ります。
取り去る前に、病害虫防除と雨よけのための「ぶどうの笠かけ」作業と、鳥獣害を防ぐために「防鳥ネット」をブドウ園全体に覆う作業をします。
5月の前半の果粒肥大第V期では、果粒がそれほど肥大しているようには見えないが、重さが増えてきて糖度も上がってきています。後半頃になってくるとぶどうの房が着色を始めます。


果粒肥大第V期と成熟期のぶどうの房の成長
ぶどう ぶどう ぶどう
ぶどう ぶどう


ぶどうの笠かけ
ぶどう用の笠紙とホッチキス 笠を被せたぶどうの房
ぶどう用の笠紙とホッチキス 笠を被せたぶどうの房
ぶどう用の笠紙は真中半分まで切れ目があり、その切れ目から蔓を通して真中までもってゆき、房の上で笠になるように丸めてホッチキスでとめます。
笠は雨をよけて病気の発生を防ぎ、強すぎる日光を遮ってくれます。また害虫、鳥などから果実を守ってくれ、葉がこすれて果実に傷がつくのを防げるので外観の向上にも役立ちます。果粒の裂果も防げます。


ぶどう棚への防鳥ネット
ぶどう棚への防鳥ネット 防鳥ネット
ブドウ棚のサイド部分の防鳥ネット ブドウ棚の上にも覆います
ムクドリやカラス、スズメなどに食べられると外観からの商品価値をなくしてしまうので、鳥獣対策として園内に入ってくるのを防ぐ為に、防鳥ネットで農園全体を覆いかぶしてしまいます。
それでも毎年どこからか農園に入ってくるので困ってしまいます。


6・7月
6月から本格的にぶどうの出荷が始まります。
市場を通じて全国各地のお店にならんだり、ネット販売や道の駅や直売で新鮮なぶどうをお客さもの元へお届けさせていただいています。
この時期も「ぶどうの収穫と出荷作業」に大忙しの毎日です。


糖度も高く、大きくて美味しいぶどうが豊かに実ります
おいしいぶどう 甘いぶどう


ぶどうの収穫と出荷作業
収穫後のぶどう 並べられたぶどう ぶどう用のはさみ
収穫したブドウを籠いっぱいに入れ
て帰ってきた様子です。
ぶどうの大きさを選別しているところです。 小さなブドウの粒などを取り除くのに使うハサミです

早朝から収穫してきたぶどうを、一房づつ品質を確かめて、大きさに選別して箱詰します。
このぶどうを確かめ、粒をとったりする作業をブドウ用語で「さび」といいます。デラウェアは小粒のブドウなので、粒とりの作業がとても大変です。


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